2014年10月23日木曜日

2013-3-29 11:06 動物由来感染症に気を付けましょう



動物由来感染症に気を付けましょう

 マダニに噛まれたことで、重症熱性血小板減少症候群が発症し、尊い命が失われた報道が最近ありました。国内で既に数例発症しており、野山を散策したり、雑木林や草地を掃除したりする際の服装など、防御対応を考える必要があります。
 さて、ダニや昆虫にかぎらず、動物からの感染症もあります。動物と人間とで同様に発症するようなもの、動物では症状がなくても感染した人間では重症になるものなどがあり、動物などに接する際には感染しないように注意する必要があります。
 最近は、家の中で飼育されるペットも増え、さらには、それらの接し方がより密になってきています。口移しで食べ物を与えたりすることなどは、動物由来感染症の危険性を高める可能性があります。
 感染症の危険性を防ぐには、動物との接触などに一定の線引きをしておくこと、人間の健康だけではなく、同居している動物の健康管理にも十二分に注意を払うことが必要になってきます。

 厚生労働省から「動物由来感染症(ズーノーシス) ハンドブック2013」~動物由来感染症に感染しないための、きみとボクの大事な話~が、発行され次のホームページを通じて配布されています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/

 動物由来感染症について、そして感染しないための注意事項などが分かりやすく書かれていますので、とても参考になります。


*マダニによる重症熱性血小板減少症候群については、厚生労働省の次のページが参考になります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002u1pm.html

(文:Air星人)

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