2014年10月23日木曜日

2010-2-19 11:56 そろそろ花粉の季節です

そろそろ花粉の季節です。

どうやら数年前から軽い花粉症の様で、時々、眼がかゆく、鼻がむずむずしています。ちょっぴり集中の妨げになりますが、まだ、なんとか薬を使用するほどではなく、我慢できる程度です。

症状の重い方にとっては、なんともつらい季節の到来です。

さて、環境省が平成22年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散についての予測を発表しています。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11930

それによると、

(1)昨シーズンとの比較

・平成22年春の花粉の総飛散量は、平成21年の7月・8月ともに日照時間が短かったことや低温の影響などにより、ほとんどの地域で昨シーズンより少なくなる見込み。
・東日本では昨シーズンより少なく、東北北部等の一部地域を除いて20~40%程度になる見込み。特に東北南部(宮城県、山形県、福島県)から北陸の日本海側で昨シーズンよりも顕著に少なくなると予測。
・西日本においても昨シーズンより少なく、和歌山県や中国・四国、九州の一部等を除いて30~60%程度と予測。しかしながら、昨シーズンよりも多くなる地域や昨シーズン並みとなる地域もあり、東日本に比較して前シーズン比では多めの予測。

(2)例年との比較

・例年との比較では花粉の総飛散量は全国的に例年並みか例年より少なくなる見込み。
・東日本では東北北部や東海、甲信の一部で例年並みとなっていますが、その他の地域では例年の30~60%程度と見込まれる。
・西日本では近畿、中国・四国、九州の約半数の地域で例年並みと予測されており、それ以外の地域では例年の60%以上と見込まれます。例年比についても東日本よりも多めの予測。

<花粉飛散予想マップ>

1) 環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)
*花粉飛散状況をリアルタイムで地図上と表、グラフでみることができます。
  http://kafun.taiki.go.jp/

2)  スギ花粉飛散開始マップ(花粉情報協会)
  http://pollen-net.com/KAFUNMAP/kafunmap.html

3) 鹿児島県の花粉飛散 
   鹿児島県医師会が、2月1日から4月30日までの間、県内4カ所(鹿児島市,薩摩郡,曽於郡,肝属郡)で花粉の飛散情報を調査し、福岡県医師会のホームページにて公開
  https://www.fukuoka.med.or.jp/kafun/kafun.htm

<治療薬>
  治療薬は、花粉の飛散状況や症状やその程度等を考慮して選びます。くしゃみ・鼻漏(鼻水が止まらない)型の場合は、第2世代抗ヒスタミン薬、ケミカルメ ディエーター遊離抑制薬あるいはTh2サイトカイン阻害薬等。鼻閉(鼻が詰まってしまう)型の場合は、抗ロイコトリエン薬または抗プロスタグランジン D2・トロンボキサンA2薬等を利用します。

 症状の程度に応じて、色々なタイプ(作用機序)の薬を単独で、あるいは組み合せて利用しま す。また、第2世代抗ヒスタミン薬は、花粉飛散予測日あるいは症状が現れた始めた時に使用を開始。その他の薬は、花粉飛散予測日の1~2週間ほど前からな ど、薬によって使い始めのタイミングが異なってきます。

 かかりつけ医師、かかりつけ薬剤師に相談の上、薬を上手に利用してください。

(Air星人)

0 件のコメント:

コメントを投稿