2014年10月23日木曜日

2012-5-10 9:35 熱中症に注意

天候が安定せず、気温も乱高下。とかく体調を崩しやすい時期。

鹿児島では、5月に入ってから気温がぐんぐん上昇。しかし、体の方は、なかなかそれに対応できず暑さがこたえます。

体が暑さに慣れきっていない、こんな時こそ、熱中症の危険性が増大。

外出時の暑さ対策、室内での暑さ対策、職場環境での暑さ対策をお忘れなく。また、知らず知らずのうちに汗などで体の水分を失ってしまいます。こまめな水分と塩分の補給などに気を配ることも熱中症対策の一つ。

御高齢の方は喉の渇きを感じにくくなっていることがありますので、意識的な水分補給を。

なお、水分ならびに塩分の補給に関しては、病気などの都合も考える必要がありますので、医師、薬剤師などに相談の上、適切な対応をお願いします。


*熱中症を引き起こす条件*
 
(環境)と(からだ)の条件が合わさったような場合、より熱中症が起こりやすくなります。(熱中症になりやすい人)に当てはまる場合は、さらに御自身による注意や周囲の配慮が必要になります。

(環境)

・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い

(からだ)

・激しい労働や運動によって体内に著しい熱が産生される
・暑い環境に体が充分に対応できていない

(熱中症になりやすい人)

・脱水状態にある人
・高齢者
・肥満の人
・過度の衣服を着ている人
・普段から運動をしていない人
・暑さに慣れていない人
・病気の人、体調の悪い人



さて、熱中症の予防などについては、以下の資料を参考にしていただければと思います。

<熱中症環境保健マニュアル> 環境省 

PDFにて全文ダウンロード可能
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html

<家庭で簡単にできる経口補水液>

2011年度の薬学実務実習性が鹿児島県薬剤師会薬局での実務実習の際に作成した資料(リーフレットとビデオ)です。説明などが至らないところもあると思いますが、参考にしていただけたらと思います。
http://www.kayaku.jp/modules/d3blog5/details.php?bid=29

<熱中症予防リーフレットとカード>

リーフレット (環境省)
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/pdf/leaflet0906.pdf

リーフレット (厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ei44-att/2r9852000001ei82.pdf

カード (環境省)
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/pdf/pr_card.pdf

<職場の熱中症対策> 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/06/dl/h0616-1b.pdf

<スポーツ活動中の熱中症対策> 大塚製薬
http://www.otsuka.co.jp/health/heatdisorder/

文:Air星人

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